クリスマスが終わったらお正月にバレンタインにひな祭り!あたたかな春が来て新生活にGWにお盆、食べ物が美味しい季節がやってきてハロウィンに・・・そうこうしているうちに、またクリスマス!
こうやって見ると一年中クラフトビールが楽しめるんですね!夏はキンキンに冷えたラガーが美味しい季節ですが、秋や冬はエールビールをゆっくり楽しみたい気分になりますよね。
最近ではコンビニやスーパーでもクラフトビールが手に入るようになりました。寒いなか、ちょっと立ち寄ったスーパーでクラフトビールを買って帰ることも日常になりつつある今日この頃。
鍋とクラフトビールとか最高♪
「さあ!美味しそうなクラフトビールを買ったし・・・早速いただいちゃお♪」と思ったのに表記を見たら「え?発泡酒?」なんて経験ありませんか?
こちらのクラフトビール「水曜日のネコ」。スーパーでも販売されていて、ビール好きじゃなくても知っている人が多いヤッホーブルーイングの定番商品です。フルーティーなホワイトエールで好きな人も多いですよね。
飲みやすくて大好き♪
発泡酒?クラフトビールはビールじゃないの?
私も仕事が木曜日お休みなので、水曜日に「水曜日のネコ」をよく飲むんですよね。
わたしイケてる♪
かんぱ~い!
プッシュ♪
・・・ん?
・・・( ,,`・ω・´)ンンン?
えっ!?
「クラフトビール」どころか「ビール」ですらない!!
発泡酒って、安いシャバシャバのお酒のイメージがいまだに拭い去れないですよね。ビールだと思って買ったのに「発泡酒」って書かれてたら何となく・・・何となーく、がっかりしませんか?イクラだと思ったのに、トビッコだったみたいな・・・うなぎの蒲焼だと思ったのに、さんまの蒲焼だったみたいな・・・カニだと思ったのに、カニカマだったみたいな・・・
どれも好きだよ!!
しかも、クラフトビール=発泡酒ではないんですよね。クラフトビールにも「ビール」のものと「発泡酒」のものがあるんです。
発泡酒とビールの違いはクラフトビールの何が違う?
もちろん「水曜日のネコ」は紛れもないビールです。なのに、どうして「発泡酒」と書かれているのか気になりますよね。
2018年に変わった日本の「ビールの定義」をちょっと見てみましょう。
- モルト(麦芽)が50%以上
- 決まった副材料を使用している
- 副原料の重量の合計は、使用モルトの重量の5%の範囲内
決まった副材料?
ビールは「モルト(麦芽)」「ホップ」「酵母」「水」の4つが原材料となっています。副材料は加えることで香りや色、味わいに個性を出すのに一役買っています。そして、ビールを名乗るためにはモルトが50%以上であることと、「ビールに使用できる副材料を決まった量の範囲内で使用する」必要があります。
日本ではビールに使える副材料が決まっている
海外ではそんな決まりは無いと思うんですが、日本では「ビールに使用していい副材料」が決まっているんです。たとえモルトが50%以上だったとしても、認められている以外のものを副材料として使用したり、認められている副材料でも使用モルト重量の5%を超えてしまうと「ビール」ではなく「発泡酒」になるというわけ。
発泡酒と表記されているクラフトビール「水曜日のネコ」の原材料を見てみると・・・
麦芽使用率は75%ということはモルトの使用率だけでいえば「ビール」と表記できます。ということは、副材料に認められているもの以外を使用しているか、モルトの重量の5%以上使用しているので「発泡酒」なんだということが分かりますよね。
発泡酒かビールかは副材料の違いかも
とりあえず手書きのメモ・・・
日本で「ビールに使用してOK」な副材料はこれだけなんですよね。発泡酒だからといって、薄いシャバシャバのビールというわけではないんです。
たとえばフルーツビールなんかは麦芽使用率が50%以下のものも多いのでビール感は薄くなりますが、その分フルーティーです。そして、水曜日のネコのようにしっかりビールなのに発泡酒ということもあるんですよね。とくにクラフトビールは副材料でオリジナリティーや個性を出しているものも多いので発泡酒と表記されているものもたくさんあります。
つまり、発泡酒と書かれているクラフトビールは副材料にブルワーさんのこだわりが詰まっているということになるのかもしれません。
「表記が発泡酒」のクラフトビールには、こんな理由があるということを知ると安心して楽しむことができますね。
立派なクラフトビール!
ヤッホーブルーイングの「クラフトビール飲み比べセット」は、今回ご紹介した「水曜日のネコ」も入った5種類のクラフトビールが楽しめます。これからクラフトビールに挑戦してみたいと思っているあなたにおすすめなのでぜひ試してみてください。あなたの「好き」がきっとみつかりますよ。
\クラフトビール飲み比べセット/
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最後までお読みいただきありがとうございました。